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スナップ・フィルム

投稿日:2018年4月9日 更新日:

スナップ・フィルム

スナップ・フィルムとは

「ホンモノのスナップ・フィルムって、やっぱりあるらしいぜ」

忘年会で隣り合わせになったとき、嬉々としてこういった。ホンモノが見たいよなと、危険なことを平然と口走る。

周知のとおり、スナップ・フィルムとは、実際に人間を殺す様子を生々しく撮影した映像作品を指す。

スナップ・フィルムの目的

スナップ・ビデオ、スナップ・ムービー、殺人フィルム、殺人ビデオともいわれ、噂ではマフィアがらみで、娯楽用途に流通させる目的で制作されている、といい、購買層は裕福で、奇矯な性癖をもった連中たちだという。

通常、スナップ・フィルムは閣のルー卜で取引されるという話が、まことしやかに都市伝説化している。

「本物があるって、よくいわれるけど、表面化したことがないだろ」と、筆者。

「そうなんだよ、観たってやっの話を聞いても、また聞きなんだよ、これが」

「それが、現実じゃないのか」

「じゃあ、噂みたいなものなのかな」不満そうに、Aはつぶやいた。

スナップ・フィルムの起源

スナップ・フィルムは、ホラー映画や恐怖小説などの格好のネタとしてつかわれるが、1971年、エド・サンダーソンの著書の中で、スナップ・フィルムという言葉が初めて登場している。

同書は、マンソン・ファミリーというカルト集団が起こした事件を扱ったものだ。

1969年8月8日夜、カルト集団のリーダー、チャールズ・マンソンの指示によって、彼のファミリーが映画監督ロマン・ポランスキー宅などを襲撃、5人を惨殺した。

殺害されたひとりというのが、有名なハリウッド女優で、当時妊娠8カ月の身重だったシャロン・テートだったことで、この猟奇的事件は、マスメディアを震揺させた。

この事件で、マンソンが、グスナップ・フィルムをつくっているのではないか、と噂された。

だが、彼らのアジトから、その類いは発見されず、またファミリーに近い人物たちも、実際にスナップ・フィルムを見てはいない、と否定している。そのスナップ・フィルムが社会的な話題となったのが、1975年、ニューヨークのナショナル・シアターで「スナップ」という映画が公開されたときだ。

映画は、話の最後で突然、撮影現場の光景となる。
監督が女優に声をかけ、彼女の演技をほめる。そのまま監督とからみはじめる女優だが、何かに気付いた女優の怯えた目。

監督は、スタッフからナイフをわたされると、いきなり女優の体を切り刻みはじめた。

ピクピクと症掌する切断された指:。断末魔の悲鳴を上げる女優衝撃的な映像がこれでもかとばかりに展開したあげく、映画はプツンと終わる。

その問題の映画を公開したのは、モナーク・リリーシング・コーポレーションというマイナーな配給会社だった。モナーク・リリーシング側は「スナップ」について、いかにも実際の殺人シーンがそのなかに紛れ込んでいるかのような、思わせぶりな宣伝の仕方をした。

そして、そのスキャンダラスな話題にマスコミは飛びついた。

実は宣伝目的だった?

配給側は殺人映像の出所については、一切口をつぐんでいたが、それはすこし映画を見慣れた人であれば、すぐに見破れるはずのものであった。

そう、その殺人シーンは明らかな作り物だったのだ。
実は、この映画の一元になっているのは、マイケル・フィンドレーという人がシャロン・テート事件をヒントに作った「スローター」という映画である。
それを再編集し、最後の殺人シーンを付け加えただけのしろものであった。

「実際にヒトを殺すところを撮ったフィルムはあるらしい」

「マフィアが、からんでいる」などと、噂が勝手に歩きはじめてしまったのだ。

火のないところに煙はたたずという諺があるが、スナップ・フィルムが存在するという噂が、やがて事実となって広まっていった。

そのせいでか、1985年に日本で作られたビデオ映画『ギニービッグ』を観た、俳優のチャーリー・シーンは、実際のスナップ・フィルムだと勘違いし、FBIに通報したという、笑えないエピソードがある。

インターネット上に流れたショキングなシーン

数年前、ショキングなシーンが、インターネット上に流れて話題になった。

そう、イスラム原理主義グループによる、処刑シーンだ。

都市伝説が現実のものとなったわけだが、これは真の意味でのスナップ・フィルムではない。

たとえば、事故などの死体映像、医療に関した解剖映懐、戦争やテロでの死体映像、あるいはまた処刑映像など、撮影者が購買目的で殺したわけではない映像は、厳密な意昧でのスナップ・フィルムスナップ・フィルムのコンセプトである「購買・鑑賞用としての目的」に、当てはまらないからである。

本当のスナップ・フィルムは存在するのか

では、はたしてスナップ・フィルムは存在するのか。流布する噂では、実際に裏社会でマフィアがらみでつくられ、製作費は1本につき約l千万円。

制作地は南米やタイ、フィリピンあたり。買い手はマニアの大富豪。

ときには、こうした金持ちを集めて、秘密裏に上映会を開く。快楽殺人を好む性癖をもった好事家たちは、自らの手を汚せないから、その代償としてこういったフィルムを求めるという。

だが、その実態となると、まったく不明で、情報すら漏れてこなこうしたことから、スナップ・フィルムの存在自体が、都市伝説だというのが噂の真相なのではないのか、と語ったのであるが、「いや、裏の世界の情報がそう簡単に漏れるはずがない」と、Aは最後までいい張っていた。

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